虎の徒然草〜雲のかなたに〜

温泉緩々日記
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緊急!我輩テレビに出演!!

緊急ですが!

オイラテレビにでるんであります!!

ローカル番組ですが長野県の朝日テレビで明日の夕方六時放送で

駒ヶ根『玉龍』


そしてこのお店の恐るべきメニュー!

ソースカツ丼!!


今回は写真だけですがはっきり言ってスゲーボリュームでした!!
めためたジューシーなロースカツが
甘口で濃厚でステキなソースにつかって現れるのであります!!

予断ではありますが群馬の桐生!福井の『ヨーロッパ軒』!につづき三つ目のソースカツ丼発祥伝説の土地駒ヶ根です!

あちこちの伝説に真っ向から挑戦し決着をつけてやりたいと思うオイラなわけですが優劣は決め兼ねるそれぞれ独特の美味さの三土地です。

う・・・む情けなくも未だ決着を付けかねておるしだいであります。

さて、テレビですが結構オイラの美味そうにがっぷり食うシーンが出ていると思います!

きれーなアナウンスのおねーさんのために

『仕事サボって石川県から食べに来ちゃいました!!』

とお茶目なリップサービスも
飛ばしておいたであります!!

ま、なにはともあれローカルですがテレビ出演です!!

機会がある方はオイラの食べっぷりをみてくださいませ!!
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お茶とお寿司に憧れて…。

職人を見た…。

今日はもうそれしか言いようが無かった…。

…恐るべし…お茶と…寿司…。

今日は二つのお店を行って来ました。
今回も両方のお店とも突発で行って来たので写真はありません。

さてまずは一軒目ですが
『丸八』

と言うお茶屋さんに行ってまいりました。
こちら石川県加賀市動橋(イブリバシと読む)と言う町にあるお茶屋さんでした。

このお店の名物は『加賀棒茶』です。

??『加賀棒茶』??
『棒茶』??とは何ぞや??

日本茶の種類を大きく分類すると、抹茶、煎茶、焙茶に分かれる。

細かな茶の葉をそのまま口にする鮮烈な味の抹茶。

蒸してつくるコクのある煎茶。

焙じてつくられるマイルドな味わい深い焙茶。

『棒茶』とはこの焙茶の仲間で棒茶と呼ばれるのは『お茶の葉』からつくられるのではなく、『お茶の茎』の部分からつくられるので『棒茶』というそうなのです。

オイラも『ほうほう。用は番茶ね。』

ちょっとした用事で立ち寄っただけだったので、適当に聞いていたのですが
係りの人が『どうぞ』とすすめてくれたお茶を『どうも』と一口…。

電撃が駆け抜けました。

口当たりが爽やか過ぎる…まるでわさびの如く突き抜け一気に消える快感。

あまりに完成されたその味に思わず『う、美味い…。』…絶句…。

オイラあまりお茶の美味い不味いが解るわけではないのだけどそんなオイラでも絶句してしまう爽やかな味でした。

そんな絶句して半分気絶してしまっているオイラを見て店の女将がニヤリ。

ふ、不覚…してやられたか…。

あまりに悔しかったので家に帰ると以外にも面白い歴史があったので少し書いておきます。

このお茶はこの県内では知られていた庶民の味の一つであったそうであまり、原材料などにこだわることなく製造されて致そうです。
このお茶がこの丸八さんで『美味しい棒茶の研究』がはじまったキッカケが焙茶しか召し上がらなかった昭和天皇への献上にあったそうです。
昭和五十八年天皇陛下が当地に訪れられた折に、宿泊されたホテルから一番美味い焙茶をと言う依頼がきた時だそうで、
金沢で焙茶とい言えば『棒茶』さて一番美味い棒茶とはどんなものだろう?
天皇陛下への献上。
どこか前時代的ですがここからこのお茶の探求ははじまりこだわりにこだわりをかさね、それこそプロジェクトXなみの努力の結果生まれたお茶がこの
『加賀棒茶』であったそうです。

そりゃあんた美味いはずだよ…。

こんな意外な場所にこんなドラマが潜んでいようとは世の中まだまだわからんねぇ…。

等と一人ごちていたオイラでしたがこの日夕食で訪れた寿司屋でオイラ完全に撃沈されてしまいました。

そのお寿司屋の屋号は
『小松 弥助』
と言いました。

この寿司屋は全国でも名が知れ渡っており雑誌クロワッサンなどでも紹介されているお寿司屋さんです。

このお寿司屋さんはこのお寿司激戦区の石川県でもおそらく最高のお寿司屋さんではないでしょうか。

最初の一貫目は『炙りトロ』軽く炙ったトロにニキリを塗ってあるものでしたがそのあまりの香ばしさととろけるような味にいきなりノックダウンを食らってしまいました。

続く二貫目は『はまぐり』これもまた大きなハマグリを縦に裂いてシャリに覆いかぶさるようなかたちの握りで甘く歯ごたえのある食べ心地に二つ目のノックダウン。

さらに三貫目は『イカ』これも変わっておりイカソーメンのようになっているイカをどうやったのかくるくると握り塩を振ってあるものでしたがその醤油をつけずに頂きました。イカ独特の歯ごたえは確かにあり濃厚なイカの風味は楽しめるのですがオイラの嫌いな臭さが醤油も使っていないのに完全に消え去っておりこれまた絶句の美味さでした。

そして四貫目は『アナゴ』アナゴと言えば秘伝のタレを楽しませてくれるのかなあと思っていたのですが笹と一緒に炙ったアナゴにやはり塩を振り、わずかにゆずがふられていただけ…。

大将はオイラに出しながら

『こいつはうまぁいぞぉ〜。』
不振に思いながらもオイラはパクリ…。
その瞬間口の中にアナゴが爆発しました。
それもサッパリ味の爆発!!
は!?こんなのあり!?アナゴは少しクド目の甘いタレをつけコッテリといただくものだと思っていたのに…
『なんじゃぁこれぁ!!??』
なんて濃いアナゴの味わい!!そしてこの清涼感!!
ありえない味にオイラ目を白黒させていると寿司屋の大将がニヤリ。
『どうや?うまぁいやろお?』

そのにこやかでスローな言い方とは裏腹に大将のその細い目には鋭いそれでいて自信にあふれた職人の眼光がしてやったりとかたりかけていました。

オイラはもうただただ頷くだけ。

さらに五貫目は何と『うなぎとキュウリの海苔巻き』これもその濃厚なウナギの味わいとキュウリのシャキシャキした歯ごたえ、そしてパリッとした海苔があっという間にオイラをノックダウン。

この後は『漬けマグロ』、『ウニ』、『ウニと漬けマグロととろろのあえた物』などヘビー級ボクサーのフィニッシュブロウのような業物が連発され完全にオイラのび切ってしまいました。

このお寿司屋さん驚いた事にここまでの握りで醤油をつけて食べたものがなんと『ウニ』のみでした。

そのネタの新鮮さや驚愕の秘密兵器の連射のような握り方も驚きでしたがすさまじいのはこの大将でした。

この大将の手は正に岩の如き手をしていました。
そうあの故大山倍達のゴッドハンドのような拳!
その凶器のような手と山のような筋肉の体を使い目にも止まらぬ速さで次々にネタを握りまくっていくのです!!
しかし、よく目を凝らしてみるとその握り方のなんと優しい事!!
まるで、軽くなでるようにふわふわと握っていくのです!!
こんなんで大丈夫かいな?
と頬張ってみるとしっかり握られているのだが口に入れた瞬間ハラリハラリとまるで十二単衣を着た絶世の美女が一枚一枚艶やかに脱いでいくようなやわらかさで口の中に解けていくのです!!

もう、声も上げられないほど呆けてしまったオイラでしたがそこへ大将
『♀♪※★(地獄の番犬の本名)さん、次何が欲しい?』

と聞かれオイラはそう言えばと

『大将、ではひかりものが欲しいんですが?』

と聞くと大将すっとこちらを向き優しい声で

『♀♪※★さん、あいにく今日はひかりものができませんのや。ごめんね。』

オイラが目を白黒させているとまた優しい声で

『♀♪※★さん、今日は私の目にかなうのがありませんでしたんや。そんなもんはお客様にお出しすることはできまへん。かんにんな。』

と言われてしまった…。

しかし、その巌の如き手でこれほどの握りを出す大将が嘘をつくわけ無い。
その雰囲気に物凄い説得力を感じてしまったオイラ…。

なんか本物の職人の凄みを感じた一瞬でした。

とにかくその恐るべき味のお寿司を食べ、お茶に絶句するちょっと変わった一日でした。

オイラはこの二軒のお店が気に入っちゃったのでしばらく通うことにしようと決めました♪

とにかく美味い!絶句!!の味是非オイラの仲間と行きたいお店がまた一つ増えちゃった一日でした♪
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寿司喰いねぇ!!

オイラは何ていたって寿司が好き!!!

大好きです!!

やはり、ヤマトの国のサムライとしてこの世に誕生してしまったからにはこの料理が大好きです!!

なんでかって??

そりゃあんた美味いからですよ!!!

もう、これ以外に理由なんてありません!!
いやもう理由なんて無粋の極み!!

ブスっす!!ブスッすよ!!!!

とまあそんなオイラなんですが、そんなオイラにも珍しくとっておきのお店があるんでやんすよ!!

そいつがこちら

『寿司駒』!!

寿司激戦区の石川県金沢市内に二店舗構えるこのお店の寿司は美味いっす!!

オイラがちっちゃい頃からお世話になっているお寿司屋さんでここでオイラはお魚が美味い!!

と認識したお店です。

ちびっと前までは東京から帰ると必ずここの大将のお店に顔を出さないと落ち着かないくらいここのお寿司がオイラは大好きです。

しかも、結構いろんな工夫をしたお寿司で毎回違ったお寿司の側面を教えてもらえたのでそれも大好きなオイラの秘蔵のお店です。

今回は岐阜の龍の兄弟が不敵にもこの北陸の地に侵攻してきやがったのでこのお店で迎え撃ってやりました!!

この岐阜の龍とは、はるか北の大地福島の虎と共にいずれ
北陸の狼であるオイラと天下をかけて戦わねばならぬ不倶戴天の強敵なのでありますが、オイラはオイラの懐の深い所を見せるために一緒に金沢観光に連れて行ってもらったであります!!

『龍の兄弟さん d(゚Д゚)☆スペシャルサンクス☆( ゚Д゚)b 久しぶりに楽しい一日でした〜♪』

ともあれお客人よりもはしゃいでしまった地獄の番犬でしたが相変わらずこのお店の寿司はうまかったっす!!

美味かったっす!

美味かったっす!!

美味かったっす!!!

もうこれ以外に言葉がみつからねえっす。
ツーンと鼻先を突き抜けていくわさびの如く美味かったす。

他に感想ねぇのかい!?

って言われても

美味かったっす!

美味かったっす!!

美味かったっす!!!

しかないっす。
他に強いて付け加えるとすれば一つだけ…。

どのネタ喰っても美味かったっす!!!

以上っす。

まあ、ひどい文だけど本当に他に表現するのが無粋なほどオイラこのお店の味が好きなんです。
是非これ読んでる人には紹介したいお店です。
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うな丼燃ゆ!!

さて、久しぶりの食徒然です。
今回は『うなぎ丼』に挑戦致しました。

皆さんはウナギと聞くと蒲焼かうな重を想像しますよね?
あまりうな丼を想像する人はいないと思います。

さらにうな丼とうな重あまり変わりばえのするメニューにも思えません。
しかし、金額的にはうな重の方が高額な食べ物なんです。
なぜ?
『あんなもんはご飯の上に蒲焼のっけて、タレかけただけやがな!!』
等と乱暴な意見をついつい吐きたくなるのですが、どこが違うかと言うとやはり器だそうです。丼よりも重箱のほうが沢山入るからと言う事だそうで、後は肝吸いがついてくるからかなあくらいしか想像が働きません。

とまれ!!
何はともあれそんなややこしいものを専門にやってるお店があったので成敗してまいりました!!

さていつものようにオイラは颯爽と愛車『松風』に飛び乗り意気揚々と出発いたしました!

前回参加のカンダタや地獄の門番は社会的な地位(用は仕事)を守るために参加できず。オイラの一騎駆けとなってしまいました。

むう…仕事か…。
しょうがないな…オイラの仕事の都合であまり仲間と時間合わせて遊びにいけなくなっちゃった…。
やっぱなんか寂しいな…。
嗚呼、みんなと遊びに行きたいよーー!!共に戦場を駆け抜けたいよーー!!等と泣き言をほざいていると…。

『一騎駆けこそ、いくさ場の花ではないかね?』

嗚呼、オイラの耳に稀代のいくさ人にして風流人の人の優しく、涼やかな声が聞こえてくる…。
そうさ!!一騎駆けこそは男の花道誰の目を気にする事もなく
暴飲暴食やりたい放題じゃねぇか!!!

ってことで開き直ってお店に直行!!!

今回行ったお店はこちら!!

『魚金』

このお店石川県の小松市今江町にあるのだがもともとは魚屋さんだったそうでそれがいつの間にかこのようなお店になったそうです。

近辺のひとからもここのうな丼は安くてボリュームがあり美味い!!と評判のお店でした。
オイラはどこでこのお店の事を知ったかと言うと毎度おなじみ長老がこの間『番犬よ、お前さん大食いが自慢じゃそうじゃが、魚金のうな丼大盛りには敵うまいて、フォーッフォッフォッフォ!!』
などと挑戦的なことを言うものだから思わず涎垂らしながら来ちまいました。

さてこのお店暖簾をくぐるとてっきり芳しい香りの先制パンチをお見舞いされるかと思ったのですが、意外にも迎撃の一撃はなく綺麗な店内に通されました。
店員さんは

『いらっしゃいませ、お昼はエビフライ定食かうな丼定食しかありませんがどちらにいたしますか?』

と、きかれたので、オイラは

『ならば!うな丼とエビフライの単品を所望致す!!』

チョッと困った顔で

『エビフライの単品はございません。』

『ミルクぅ?モウモウちゃんのオッパイが恋しけりゃおうちに帰ってママのオッパイでもチュウチュウしていやがれ!!』

と、言われた気がしたのであっさり

『うな丼の大盛り下さい。』

と断念!!一人じゃ何もできない情けない自分を感じる…。

さてさて、しばらくしてやってきたそのうな丼は…


で、でかい…。
意外にも結構デケーじゃねぇか…。
し、しかも表面にかかったタレがテラテラと光を反射して芳しい匂いとの相乗効果で少しテンション低めの今日のオイラはデブ特有の切り替えの速さで
一気にハイテンション!うな丼にかぶりつきました!!!

ホクホク熱々のウナギをガブリ!!
タレがよ〜く沁みているご飯はかき込んで味噌汁をズズー…。

『プッハー夢ごこちっす!!』

と、満足しているとこのうな丼中は二重になっており掘れば掘るほど新たなウナギがザックザクと出てくるじゃありませんか!?

ご飯の量やウナギの量を見て最初にエビフライも頼んでおけば良かった…。
等と、考えていたオイラはこのウナギのポテンシャルに戦慄!!

結局しばらく動けない程量がありました。

『長老!オイラ喰ったぜ!草葉の陰から割目してオイラの雄姿を見てくれよな!!』

などと失礼な事を言いながら帰りに単品の蒲焼を買って喰いながらオイラは帰りました。

『今夜はエビフライが食べたいなぁ。』

現在体重92キロ
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『ソースカツ丼に消ゆ!?』の巻き

予告どおり今回オイラは
『ヨーロッパ軒春江分店』へと向かいます!

そもそもなんで今回ソースカツ丼なぞを食べに行くのかと言うと
みなさんご存知でしょうか?

ソースカツ丼が越前ガニや甘エビに並ぶ福井県の名物であるという事を!
ここ福井では古株の刑事さんに取調室で『…カツ丼…喰うか?』と優しくいぶし銀に聞かれ黙ってうなずくとみなさまご存知の卵とじのカツ丼は出てこず、ソースカツ丼が出てくる程ポピュラーメニューなのです!!

なんでやねんと聞かれれば驚くなかれ!ここ福井はソースカツ丼、いや、カツ丼の創始者様の故郷なのです!!

通説ではカツ丼は大正十年二月に早稲田高等学院の学生、中西敬二郎さんが創始した事になっているのですが、異説があり、大正二年
に当時ドイツでの料理修行を終えた高畠増太郎さんが東京で開かれた料理発表会で創案したソースカツ丼を披露していたそうです。
その後色々あり大正十二年の関東大震災により東京のお店が灰燼に帰し、郷里の福井で始めたお店がこの『ヨーロッパ軒』だそうです。

なのでこんな近場にデブを喜ばす由緒あるお店があろうとは!?
ってことでここにしました。

今回はオイラの会社の生き字引の長老に場所を聞き向かいました。
長老曰く
『ヨーロッパ軒は西にある!曇りなきまなこで見極めてくるのじゃ!ソースカツ丼は魔物じゃ!心して行くが良い若者よ。ステーキもうんまいぞ♪』

長老はそう言いオイラに手書きの地図をくれた。


この地図を元にオイラは一路西へと愛車『松風』を走らせた!
『奔れ松風よ!飛ぶが如く!!』
霊峰白山をバックに県境を越えようとしたとき陽炎の向こうに人影が見えた!!
『何奴!我が行く手を阻むものは神仏の類であろうと斬り捨て蹂躙する!!』
『フッ、落ち着けよ番犬の。長い東京暮らしで盲目になっちまったのかい?俺様だよ。』
『そ、その声は!貴様はじ、地獄の門番じゃないか!?』

『地獄の門番』さんです。

『番犬の…みずくせぇじゃねぇか。俺様はあんたの帰りをここで待ってたんだぜぇ。その俺様をおいて一人で祭りをおっぱじめようたぁおてんと様が許しても、この俺様がゆるさねぇよ。さ、どこへでも連れっててくんな!!』

『門番の…恩に着るぜ!』

っと言うわけで旅は道連れ、世は情けってことでこのオイラの盟友で下僕で上司の『地獄の門番』さんも一緒に旅は始まりました。

思ったよりも距離があり、途中で何度か
『てめぇ!黙って屁をひりやがったな!?』だの
『口がくせぇんだ!黙ってろ!!』

等と何度か門番さんと血みどろの殺し合いを演じながら目的地に到着しました!


到着して暖簾をくぐると早速殺人的なまでに攻撃的な揚げ物特有の香ばしいにおいが鼻に襲い掛かってきました!

オイラはこんな先制ジャブなんぞ屁でもないわ!!

と店内に猪突猛進しましたが体は正直ですでに頭をやられあろうことか無意識のうちに涎が止まらないという大惨事を巻き起こしていました。

全くなんてあぶねぇ食い物なんだ…。

オイラは食べ終わるまで正気でいられるのだろうか?

などと、早くもダウン寸前のオイラ!そんなおいらの耳に丹下段平に早がわりした地獄の門番の声が聞こえてくる!

『番犬のぉ!寝るな!立て!立つんだ!!明日はどっちだ!?』

等と騒いでいる!だがそんな門番も既に匂いだけですでに盲目になってやがる…。

全く…世話の焼ける野郎だぜ…。…ありがとうよ。

席に着く我々、早速メニューを開く!するとそこには強敵ソースカツ丼の写真が出てやがる!!

『番犬の…俺はこの年まで…こんな凶悪なツラしたやつぁ見たことねぇ…。こいつはマジでやべぇかもな…ん!…お、おい!?番犬の!!おい!?』

とこの時点でおいらは恐怖のあまり失神!涎が止まらず醜態をさらす。

…結局オイラはソースカツ丼とロースビーフステーキ、門番はソースカツ丼を注文した。

何とか匂いと写真の攻撃に耐えた我々だったがまるで迫り来るホオジロサメのような調理の音に期待いっぱいで待つ。

そしてついに奴らがその姿を現した!
まず最初に現れたのが長老をうならせた、斬り込み隊長。
ビーフロースステーキであった!

ビーフロースステーキ推参!!

その鉄板の上で燃え上がる姿は正に歴戦の闘将の証!
下にひかれ共に危険なほど香ばしい匂いを発するニンニクと玉葱!
ジューシーすぎる油の乗り具合!!

嗚呼、完全にダウンだ…。

だが!だがしかし!!

オイラもいくさ人の端くれこんなところで挫ける訳には行かぬ!!
覇道を極めんとするオイラの意地を見よ!!!
そしてオイラは吼えた!!

『退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!!』

顔を上げ微笑を浮かべたオイラだったが次の瞬間その意地ごと木っ端微塵に破砕された。
ついに出てきたのである。その雄姿をオイラの前にさらしたのである。
福井の雄『ソースカツ丼』


正に王者の気風!!
その王の香りは我々二人をあっという間に蹂躙し、戦意を挫くには十分であった!!
後光のさすそのお姿を前に野獣と化したオイラはこいつらに飛び掛った!!

『とぁーッ!!ていていていてーーい!!!!』

…もう…そこから先はあまり覚えていない…。

とろけるようなステーキの歯ごたえ…。
…甘すぎず、主張しすぎずそれでいて肉の旨さを引き出しているステーキソース…。
…サクサク熱々…それでいてジューシーなカツ…。
もうなんと表現していいやら解らないサッパリとしていてそれでいて不思議なコクのあるソース…。

もう…口の中がリオのサンバカーニバル状態…。

圧倒的旨さであった…。

『ふ…福井の…ソースカツ丼…お…恐るべし…。』

帰りの『松風』の中で俺と門番どちらが呟いたのか…だが、オイラの耳に残っている言葉である。

結局第一回はオイラの完敗であった。
近場でも美味しそうなところはまだまだありそうな様子です。
今後の激闘に胸を膨らませ今夜は眠る事にします。

そうそう、追伸です。

帰り際に地獄の門番の仲間でやはりオイラの盟友で下僕で上司様の『カンダタ』からポーションを貰った!
多分傷だらけの我々を見かねたのだろう…。

とりあえず飲んでみることにします。

……………。

マズッ!!!!

ぷぁーぺぺぺぺぺいッ!!!!

…な、なんだこの気の抜けた栄養剤ぅは!?

ぬぁー!!打首!打首!打首ぃぃぃ!!!!

思わずオイラの御乱心で一暴れ!!…………

フヌー、フヌー、フヌー、フー…。
カンダタはこのポーションを

『悪い味じゃねぇよ。ま、おうちに帰ってママのミルクで乾杯しているおめぇにゃわからねぇ味だよ。』

と言っていた。…フゥム…解らぬ…。

やはりオイラは冒険者としてのレベルが低いのだろうか?

超不機嫌になったので寝ます。

現在体重92キロ


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